器と箸:一汁一菜

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器と箸:一汁一菜



昔は日本も貧しい国でした。昨今は世界一位の債権国であり、世界一の金持ちな国なのです。それも22年連続の金持ち国です。

貧しい時代の昔の日本は、現金はなくても米と野菜だけは豊富な時代でした。
そして人々もお互いに協力しながら、貧しい生活を耐えていたのです。
電気もガスのない生活は今は考えられませんが、人々のつつましい暮らでした。
いまにして思えば、そんな環境や原体験が、私の生活感覚の潜在的なベースになっているようです。


そして「一汁一菜」を基本にしておけば、いろんなことが、とりあえず大丈夫な気がしています。






 「一汁一菜」は、禅僧の食事の作法で、ごはん、汁物、野菜のおかず、漬物のシンプルな組み合わせです。
とはいえ、本来のように、肉、魚、玉子は不殺生のため使えないとなると、俗世に暮らし、かつベジタリアンではないわたしには、ちとつらいので、そのあたりの匙加減はかなりゆるくなっていますが。
 自分でまかない、きちんと食べることは、きちんと生きていくことにつながるのではないか、と勝手に思っています。

昔から「医食同源」とはいうが、現代人はついつい“医”のほうに頼ってしまい、“食”はおろそかになりがちです。そんな生活に警鐘を鳴らす1冊を紹介する。同じ食べるなら、体にいい食べ方を選びたいものだ。









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